fc2ブログ
庭考②
こんばんは、店長です。

最近、果樹が人気です。

“どうせ庭に木を植えるなら食べれる物のなる木が良い。”

という要望が多い。別に昨今の日本の経済情勢の悪さを心配しての行動ではないようです(笑)。

庭をデザインするときよく引き合いに出されるのが、イギリスのとある貴族の庭であるとか、有名な大名屋敷の日本庭園だとか・・・。

庶民の庭というものはあまり取り上げられない。あまり面白くないからだろうか・・・。

ドイツで、“東ドイツの庭”なるものを見たことがあります。西ドイツのデザイナーによるものだと思われるその庭は“くにやぶれてさんがあり”風なデザインでしたが、確かな生活臭のするデザインでした。

“にはにはにはにわとりが・・・”

日本の庶民の庭の一情景を表したフレーズです。庭は畑と地続きになっていた為その頃のにわとりは短脚であることが好まれた。短脚はヘテロなので3割のにわとりは食用にまわされていたのでしょう(短脚ホモは致死遺伝)。

最近、北海道の庭でベリー類を栽培されている人が増えてきた。それらベリーの加工品をよくいただく。また、100坪ほどの庭に成長の早い在来樹種を植えて10年ごとに伐採して、その産物を趣味に生かされている方もいる。

土地柄に合った庶民の庭はあっていいと思うのです。
スポンサーサイト



  
コメント
コメントする












 管理者にだけ表示を許可する?

    
トラックバック
トラックバックURL
→http://tokachisantalandtree.blog78.fc2.com/tb.php/90-e8e56b93
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)