こんにちは、
店長です。
昨日今日と東京に来てます。飛行機のダイアが大幅に乱れているので心配で早めに空港にきました。
そんでもって16~18日まで三重県の林業地帯に研修に行ってました。
先進的な取り組みをしている組合や会社にお邪魔していろいろお聞きしてきました。

企業とタイアップしてそれまでの杉の林から、地域固有の植物を植栽した例。
本州でも鹿が増えて柵を設けないと、苗木が食べられるんだとか・・・。
でも、防鹿柵の立て方、北海道と違うんです。これがミソのよう・・・。
この研修で、当たり前…と思っていたことが結構覆される思いがしました。
たとえば、三重県は北海道より暖かく雨量も多いから木の成長もよく、ゆえに林業地帯なんだろうと思っていたのが・・・

急傾斜の上、雨量が多すぎるので栄養分が流されて杉が育たない・・・
上の画像は植栽後100年の檜の森。
針葉樹の森は、植物相、動物相ともに乏しい・・・と一般的に言われているが、管理の仕方で豊かな森にすることができる・・・。
うーーん、なるほど。
“木を育てるには厳しい条件だけど、海と山しかないところだから、いろいろ工夫しながらやってるんだよ”
と、林業先進地の方々の言葉に驚き、北海道も負けちゃいられないね、と思った次第です(笑)

真珠や牡蠣で有名な海も、いろいろな工夫をして先進地となった山が背景にあると思ったら、納得です。